キャラクター
キア・ネルティ(CV山本和臣)
「……僕、すぐ忘れちゃう病気なんだ。
明日になったら忘れちゃうから、書き留めておかないと。何でもそう」
身寄りがなくネルティ養育院で暮らしている少年。
幼い頃にあることがきっかけとなり記憶障害を発症し、
それ以来どんな出来事も一日経過すると忘れてしまう。
首から木札を下げており、忘れたら困ることは必ず書き留めるようにしている。
出典:テミラーナ国の強運姫と悲運騎士団公式サイト
感想
※ネタバレ注意※
この√は一日経つと全て忘れちゃうというキアの設定的に、どんなストーリーになるのか凄く楽しみにしてました。
いやー、凄い良かった!終盤は夜更かしするぐらい夢中で読んで、夜中に号泣しました!
心も体も急成長していくキアが頼もしかったし、キアの優しさが凄い好き。
キアの感情が段々出てきたり、トビアスとの絆を強く感じたのも嬉しかったです。
キアが記憶障害になった原因である幼い頃に飲んだ薬の影響で、キアの体には魔力が入り込んでしまいました。
その魔力で幼少期のセシリアが泣いていたり辛くても諦めない姿を夢の中で見たキアは、彼女を心から守ってあげたいと強く思い、セシリアはキアの『特別』になりました。
記憶障害になってそのことを忘れてしまっていても、序盤からセシリアのことを『特別』だと言い、心のどこかではセシリアの存在があるのが良いですね。
そして何がどう『特別』なのか、ぴったりの言葉が見つかったら真っ先にセスに伝えるよと言っていたキア。
ラスト、キアがいなくなってしまい残された手紙に書かれた「ぴったりの言葉、やっと見つけた。愛してる」の言葉を見て、涙どばぁ~…。
もう涙が止まりませんでした。
しかもここでエンディングだと…!?
ツイツイはエンディング後にエンドの分岐なので…最後までハラハラドキドキさせてくれますね。
・トゥルーエンド
セシリアの夢を見た幼少期のキアが聖典に残した文章…忘れたくないのに忘れていってしまうキアの言葉が辛い…。
え?これトゥルーエンドだよね?
キアにガッカリされないようにと頑張りながらもキアの帰りを待つセシリアが健気だよぉ…。
と思ってたら、ちゃんと戻ってきましたーーー!!!よかった!!!
キアが幽霊のように寄り添っているスチルは、実際にキアの精神体がそこにいたんですね!
それにしてもエリックの性格が急に変わったのが気になります…。
・ノーマルエンド
戻ってこないキアの夢を見ながら、セシリアは女王として頑張ります。
キアに恥じないようにと気を張るセシリアがやっぱり健気です。
キアがそばにいるような感覚がするシーンは、きっとキアの精神体がいたんだろうな…。
それにしても、セシリアが受けてる理不尽な仕打ちにはムカムカしちゃいますね!(この√に限ったことではありませんが…)
でもそんな環境にも負けずに革命を起こすセシリアの姿が、この国の王女って感じがして凛々しくてかっこよかったです。
そしてついに団長の正体がはっきりしましたね。
まさか彼も神様だったとは…じゃあエリックは何者??
察しが悪い私は、未だに全然分かりませんw
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