キャラクター
イヴ(CV斉藤壮馬)
人を愛する運命を享受する男
クルーンと呼ばれる便利屋を営んでいる青年で、自警団の一員。
真面目で誠実な人柄で、街の人々からの信頼が厚い。博愛主義者で、悪事さえも場合によっては受け入れるものだという考えを持つ。
幼い頃に事故で負った火傷が原因で親に捨てられた。人を愛し、助け続けていれば
いつか自分を愛してくれる相手に出会えると信じている。年齢:18歳
職業:便利屋(クルーン)・自警団
出典:終遠のヴィルシュ -EpiC:lycoris-公式サイト
感想
※ネタバレ注意※
Side End -Encore-は前作の物語から派生した新たな終焉への物語。
一人目はイヴからプレイします!
まず、始まる時のムービーがかっこいいですね!
なんか前作のストーリーを色々思い出してゾクゾクしました。
ストーリーは前作でヒューゴが遺体で発見されたシーンから。
イヴの呪いの発作が起きてしまって末期状態の中リュカ先生に匿われたりしますが、最終的にはシアンさんの研究所で連れていかれ2人は隔離されてしまいます。
セレスの部屋で行われる死刑囚を使った非道な実験と血液検査によって、セレスは科学的に死神だと証明されてしまいます。
そうだった、シアンさん血も涙もない実験する人でしたね😇
前作でも確かセレスは科学的に死神だと証明されていたけど、改めてこうやって突きつけられるのはやっぱりしんどいですね。
サイドストーリー読んでる時もでしたが、まだ1人目ということもあり、こうやって少しずつ前作のことを思い出しながらプレイしていますw
死神である事実をつきつけられたセレスは、自分から離れていくようにイヴに言いますが
「俺は君の居場所になるって決めたんだ。」
「帰るなら、君も一緒に…ね?」
「1パーセントでも可能性があるのなら、俺は、認めたくない。君の傍にいられる自分を肯定したいんだ。」
前向きな言葉でセレスの傍にいてくれようとします。
「大好きで。殺したくなくて。…生きてほしい。そう願う、この感情こそが──君を【愛してる】ってことだと、思うんだ」
全てのものをあいそうとしていた彼が、セレスだけに向ける愛ですね。
シアンさんがセレスの両親のことや変死・呪いの真相、そしてイヴが漂流者の末裔だということを教えてくれました。
(細かいところ忘れてるとこもあったから助かる〜)
実験に取り掛かるまで最短半年かかるというシアンさんの言葉に、ただ1人納得がいっていないダハト。
そんなに時間をかけていてはナディアが兄を喪ってしまいます。
無理矢理にでも実験を進めさせるために、ダハトはとんでもない作戦に出ました。
リコリスの花園に火を放ったのです。
やはり、イヴ√に火は欠かせないのか…。
リコリスが燃えたことにより毒素が街中に蔓延して、外にいた住人達は次々と血反吐を吐き倒れていきます。
ひえぇ〜〜恐ろしい〜〜!
余談ですが…マムがアンクゥを見てアドルフだと気付くシーン、グッときますね…!
毒素を放つリコリスを地下水路に落とす応急措置のために、そしてリコリスを救うために、漂流者の末裔であり生存確率が他の人よりも高いイヴが立ち上がります。
苦しみ血を吐きながらも無理矢理走るイヴは、燃え盛るリコリスの花園に到着し爆薬を設置します。
その場から離れようとしますが、イヴの足は爛れ落ち、身体中から血が弾け……って描写が痛ーい!
もう、なんか、とにかくイヴがピンチなんです!(あまりの痛そうな描写に語彙力0)
そんなピンチの中でね、彼、笑うんですよ…
セレスが自分のせいだと責めていた死は、イヴにとっては脅威になりえないって証明されたから。
"この国に取り憑いた、本物の【死神】に比べれば…君はずっと、【普通の女の子】だよ"
セレスを肯定できたことの喜びの笑いだったんです。
そんな彼の笑い声にゾクッとしてしまいました。
こんな状況でも彼女のことを考え会いたいと思うイヴの気持ちは、やっぱり愛以外の何物でもないですよ。
そんなセレスへの愛を確信したイヴですが、依然ピンチな状況は変わりません。
爆発まであと1分を切る…というところでセレスが駆けつけてきてくれたんですよ😭😭
「リコリスの守護者様。どうか今このときだけでも、私をお傍に」とセレスから交わされる口づけに生きてほしい、傍にいてほしい、愛してる、とセレスの込めた思いがイヴに伝わります。
スチルも相まって感動だよ😭😭
イヴの「一緒にあがいてくれ」も良いよなぁー♡
これでなんとかピンチは脱したか!?と思いきや、あと一歩のところを逃げきれず2人の足場も爆発で崩れてしまいます…
そんなぁ〜!と思ったところで、アドルフとアンクゥが助けに来てくれました!!何この胸熱展開!!!かっこいい!!!
しかもアンクゥの表情、必死すぎて完全にアドルフだよ…!?鳥肌立つって!!
ドキドキハラハラが止まらなくて夢中になったシーンでした…( ˇωˇ )💕
なんとか毒素の蔓延を食い止めることができた一同は、今後のことについて話し合います。
シアンさんがダハトの狙いに気付いてるのに乗っかってあげてるの、全て見透かしてる感あってなんか好きです🎶
その後の調査の結果、アルペシェールの人間全員が死に至るまで2ヶ月、特効薬を作るのに3ヶ月かかることが判明。間に合わないじゃないか…!
しかしイヴの染色体を利用して汚染された染色体を治療するorセレスのアレロパシー能力を利用してクローンを生き埋めにするか…
二人のどちらかが【贄】になれば、時間を稼ぎ特効薬を作ることが出来て、アルペシェールを滅亡から救えるらしいのです。
もちろんアドルフとアンクゥは反対しますが、当の二人は希望を見出した表情をしていました。
《英雄の章》
研究所の外で生き残った民衆の暴動が発生。
人々は殺し合い、死刑執行人も複数登場。地獄です。カオスです。
一旦地下施設に避難する一同。
アドルフとアンクゥが協力して死刑執行人を食い止めてくれます。
あぁ…またこの2人が一緒に守ってくれるのね😭この2人揃うと本当エモいっす✨
民衆達はどんどん過激化して、研究所内でリライバーシステムを無理矢理使い人格が狂った者たちの惨劇が繰り広げられていました。
それを落ち着かせるためには、イヴとセレス2人両方を贄にしてこの国を救うことだという結論になってしまいました。
アドルフとアンクゥが反対する中、決意する2人。
「お手をどうぞ。最後のエスコートは俺に任せて」
「冥界で二人。思う存分──誰にも迷惑をかけずに、愛し合おうと思います」
イヴ…しびれるぜ…!
セレスはアドルフとアンクゥにお礼を言いますが、イヴとセレスをまたもや喪うアンクゥの今までを思うと辛いなぁ。
アンクゥ達のおかげで生まれてきてよかったと誇れるくらい幸せだったと笑顔になるセレスを見て、アンクゥも笑顔でお別れする姿に涙が止まりません…。
1度目のセレスの死を発見した時はお別れも言えなかったもんね…😭😭
【英雄の章END】
2人は研究室に行き、先にイヴがカプセルの中へ…最後のお別れ。
ここで「『結婚してください』ってリコリス・ノワージュの花畑で。綺麗な花束を手に、未来を誓いたかったんだ」はずるいよ…ちゃんとその世界線あるんだよ…ここがその世界線じゃないのを実感するじゃないのさ😭😭
お互いのことを魂に刻みつけて忘れられない程強い最後の口づけを交わす2人。
「この命を失っても。君のことを愛してる」
「イヴ・ノワージュにとっては。世界で一番──愛おしくて可愛い、普通の女の子だよ」
と最期までセレスを肯定する愛の言葉を贈り、イヴは塵となり消えていきました。
セレスのクローンがカプセルから逃げ出す途中、リライバー化したイヴと出会います。
ん?リライバー化?塵になったんじゃないの!?火傷の跡も消えてるよ〜〜😭🙌
どうやらオリジナルの実験が失敗したときに備えた予備の個体だそうで、ずっと培養槽に閉じ込められていたそうな…
外の世界を自分自身の目で見てみたくて逃げ出したようで、セレスに一緒に逃げないかと提案してきました。
2人ともオリジナルが恋愛関係だったことを知識として知ってはいるが、現在は恋愛感情はなくなった状態。
これから恋人になるかもならないかも分からないけれど、2人の未来は希望に満ちています。
リコリスも紅い花弁になってるし、呪いももうないってことですよね。
このためにシアンさんは予備のイヴを作ったり、セレスのクローンがカプセルから脱出できるようにしていたのでは???なんて思ってしまいました。
【BAD END】
カプセルにイヴが入り、イヴが分解されていく様子が館内の民衆たちに中継されます。
呪い解明の儀式だとして。
それは少しでも長くセレスを生かすためにイヴが一人で犠牲になる方法で、世界で一番優しくて残酷な裏切り。
幸せになって生きてほしい、心からの笑みが大好きだと言われても、セレスの傍にイヴがいないと無理なんだよぉぉぉ😭😭😭
《博愛の章》
爆弾を設置した時にはとっくに限界を迎えていたイヴ。
血を吐き、体は壊死していたり、どんどん崩壊していき、どうして生きてるの…?状態です。
イヴはどうせ死ぬなら、セレスとセレスが愛したすべてを守って死にたいと、自分が贄になることを選びました。
究極の博愛。博愛の章って…そういうことですか…。
自力でカプセルに向かったイヴはセレスに仮面を渡し
「俺は今から君に【呪い】をかける」
「…生きて。この、仮面と共に。イヴ・ノワージュという男が…優しい死神を心から愛したことを、どうか覚えていて……」
なんて辛い呪いを…くぅっ:( ‘ᾥ’ ):
「大好きだよ、セレス。俺は、すべてを救うと決めたけど──愛しているのは、君だけだ」
イヴはそう言葉を残してカプセルの中で息絶えます。
【博愛の章END】
50年後。
アルペシェールの毒素はなくなり、赤いリコリスが咲き誇る国となりました。
イヴとシアンは【ヴィルシュ】の称号を得て、英雄として語り継がれています。
歳をとったセレスは、そんな2人の英雄譚を施設で子供たちに読み聞かせています。
セレスに会いに来たアンクゥとお茶会。
歳をとっても見た目が変わらないアンクゥは記憶も鮮明です。
セレスは歳をとってイヴの声、彼との思い出が記憶が消えていくことが辛く、死にたくなることもあると…。
人の記憶は声から忘れていくって言いますもんね…。
BAD ENDでセレスが自死を選んでしまったの、こういうことだったのかな?
アンクゥの帰宅後、施設で1人ロッキングチェアに揺られているセレス。
今なら気持ちよく長い眠りにつけそうだと。
しかしその前にせめてイヴの顔と声を思い出してから眠りたい…
そう思いながら意識が遠くなっていくセレス。
すると彼女を呼ぶ声が…。
セレスが目を開けると、そこはリコリスの花園でイヴの姿が…!
「俺の分までたくさん生き抜いてくれて、ありがとう。」
「『会いたい』って、何度も強く願ってくれてたのに、なかなか迎えに来れなくてごめん」
「ずっと君のこと──ここで待ってたんだ」
迎えに来てくれたイヴを見て、声や顔を思い出したセレスは彼の元へ走り出します。
永劫とも感じられた生涯。その終わりに最大の幸福が待っていました。
「ずっと見てたよ。たくさんの人に囲まれながら、頑張って生きたんだね」
リコリスの守護者と化身は、赤いリコリスに見守られながら二人で一緒に旅立っていきました。
私もうこのEND見て涙が止まりませんでした😭😭
これ書きながらも思い出し号泣してます😭😭😭
全乙女ゲームの中で好きなエンドBest5に入るかもしれません!
こういう最期の瞬間にヒーローが迎えに来てくれる、しかも実はずっと見守っていたんだよ、っていうEND大好きなんです😭😭😭
【BAD END】
50年後。
イヴの犠牲とアンクゥが持つ抗体のお陰で、毒素を完全に打倒し、リライバー技術も廃止されました。
アンクゥはイヴとセレスが眠る墓に訪れます。
イヴが犠牲になった1年後、セレスは絶望に耐えきれず自ら命を絶断ちました。
それを発見したのがまたもやアンクゥだということが辛いですね…。
(俺は何のために、この長い時を生きていたのか……)
ってツラぁ…
アンクゥとアドルフは、イヴに代わるリコリスの守護者となり、これからも2人のためにリコリスを守っていきます。
。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*
1人目から泣きに泣き、私の情緒は乱れまくっているのですが、果たして最後まで生きていられるでしょうか…?
さすが終ヴィルですね。最高です。大好きです。
次はリュカ先生いってきます三┏( ^o^)┛
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