9R.I.P（ナインリップ）◇魅ナミ感想

キャラクター

感想

※ネタバレ注意※

異世界編では、珠沙は気が付いたら電車の中にいて地獄にたどり着いてしまいました。
その電車の中で出会ったのが魅ナミです。
怯えて取り乱して泣いてる（演技）あざとい男の子でしたが、なんと正体は夢魔。
正体を現すと、めちゃくちゃ性格悪いクソガキムーブｗｗ
けれど夢の中に出てくる魅ナミは妖艶な喋り方で、色々な顔を見せてくれる男の子でした。

珠沙の魂を奪おうとしている魅ナミですが、襲ってくる幽霊やレイカから助けてくれてたり優しい一面もあります。
このレイカから助けてくれるシーンが私すごく好きで、これまでは可愛いな～って思ってた魅ナミが「これ、オレのなんだよね。知らなかった？」と助けてくれたのがカッコよかったー！！
今まではずっと珠沙の魂を狙っていたけど段々魂を奪うことにも躊躇うようになってきて、魅ナミの気持ちの変化を感じて良かったです。
その後お礼言われて照れる魅ナミも可愛かった！

あと、聖ヤが魅ナミを消そうとして部屋を飛び出たことを、眠って魅ナミに伝えようとするシーン…
眠った珠沙の顔を見て「こんな気持ちになりたくなかったってのに。ああ、イライラする。……でもかわいい。」と言う魅ナミにキューーーン♡
このシーンの後に個別√入ったんで、ワックワクしてストーリー進めちゃいました♡

あとメタ的な発言になっちゃうんですが、魅ナミは精神度を上げないと個別√入れないの悪魔らしくて良いですねー！
精神度上げないとイマジナリー珠沙ちゃん現れないもんね？
最初今までのキャラと同じように進めてて、どうやっても聖ヤ√に入っちゃうから困惑してましたｗｗ

そんな魅ナミが珠沙の魂を狙うのには理由がありました。
魅ナミがまだ小さな悪魔だった頃、とある人間の魂を奪いました。
その男は、自分の家族を貧困から救うために身代わりとなり魂を売ったのです。
しかしその男の魂は美しく純粋すぎたため、魅ナミは取り込んだ力をうまく操縦できませんでした。
悪事を働こうとすると男の魂がお腹の中で暴れ、段々魅ナミの中に良心が芽生えてきて邪悪さが失われていきます。
「良心が芽生えたオレはオレじゃない。悪魔でいたい。」と苦しむ魅ナミ。
同じ輝きを持つ魂を食べて男の魂を相殺するために、長年探して見つけ出したのが珠沙の魂でした。

魅ナミが魅ナミであるために珠沙の魂は諦められないし、珠沙も神様から与えられた立ち向かわなければならない凶事（魅ナミ）を解決しなければならないし、お互い惹かれあっているのに対立する状態に。
「オレ、オマエを好きになってきちゃってるんだけど！どうしてくれんの！？」
「魂は欲しいのにどうしたらいいんだ。珠沙が消えたらたぶん後悔する、怖くて仕方ないよ」と言う魅ナミ可愛いなぁ。
魅ナミの可愛いシーンは本当にたくさんあって、珠沙に友達と言われて「友達なんてやだ」と魅ナミがキス「これで友達解消だね？」→この後の「うわーん怒られたー」もずる可愛い。
「満たされすぎるくらいのたくさんの愛情。オマエの愛情は一滴も他に与えさせない。全てオレに注いでもらう」独占欲もあって素晴らしい！
私ずっと可愛い可愛いって言いながらプレイしてましたｗ

そんな中、珠沙の体調は限界が来ている様子。
魅ナミは苦手な場所なはずなのに珠沙をカリファの木があるＨＯに連れてきてくれたり、しまいには二人で殺し合いをする流れになり自らの命を犠牲にしてまでも珠沙を帰らせようとしてくれます。
まさか悪魔の魅ナミがそこまでするなんて！
でも「自分が自分じゃなくなっていくなら、いっそ消えた方がマシだから。」「好きな女の手で消されたらそれはそれで最高に幸せだし？」と歪んでるけど魅ナミらしいなぁとも感じました。
もちろん珠沙はそれを阻止。魅ナミを殺さずに生者として帰ることを絶対諦めません。
こういう珠沙の相手のことを想って強い心を持っているところがさすがです。

その後は珠沙の体調維持のために二人でＨＯに滞在することになります。
魅ナミが眠った珠沙の唇を触って「...好きって言えよ。ばーか。」って言ってキスするのずるくない？
んで、珠沙が寝ている魅ナミを見て「私も、ちゃんと好きだからね...」と呟いた瞬間、魅ナミが覚醒して「それってオレのこと？」とぐいぐいくる感じ。
この2人らしい両思いのなり方可愛いなぁ♡
そ！し！て！
なんと言っても夢見の力を与えるための儀式ですよーーー！！！
他のキャラではこんな展開なかったからさー油断してたよ9R.I.P！！
え？肌を重ねるって？そういうこと？と軽くパニック（ウブかよ）
しかも聖ヤのいない間に聖ヤの部屋でっていうのが、なんかイイｗ
ちゃんとスチルもあってさ、最高すぎたよね♡♡♡
明確な行為描写助かります（拝）
珠沙の眠らずに起きていたい乙女心も可愛かった♡

無事、夢見の力を与えられた珠沙は魅ナミの夢の中へ行き、人間の魂と対峙します。
魅ナミが人間の魂に影響されているように、人間の魂も魅ナミの邪悪な部分に影響されているよう。
色は灰色になってるし、言うことも聞かず魅ナミになり替わろうとしています。
魅ナミは珠沙にすぐ目覚めろと指示、「珠沙、ずーっと大好き」と走り出して、乗っ取られるぐらいなら死んだ方がマシだと自分の魂を殴ります。

・天エンド
珠沙は自分の命をかけて人間の魂を握り潰します。
珠沙は死者となり、2人で魅ナミの家に帰ります。
2人の地獄でパフェ食べるラブラブスチル。
珠沙の服が可愛いし、魅ナミのピアス付けてるー♡
珠沙が道らぬ人に道を尋ねられるだけで嫉妬しちゃうくらい、魅ナミは珠沙に対する欲が止まらなくて気が狂いそう。
その気持ちが理解は出来ないが、それが今の日常で幸せだから珠沙も満たされています。

・神エンド
魅ナミから出ていくよう人間の魂を説得し、珠沙は無事家族の元へ帰ります。
魅ナミがきさらぎ駅へ連れてってくれて、最後のお別れです。
｢浮気したら、殺すから｣｢オレのために泣いてるオマエは気持ちが悪くて大好きだよ｣｢夢で待ってるよ｣｢それと、ありがとう｣魅ナミの背中は泣いてるけれど、決して涙は見せません。
珠沙が現世に帰ってから、魅ナミは夢の中に出てきてくれない…。
と思っていたら、放課後の校門に魅ナミの姿が！角なし！可愛い！！
｢あの時よりも大好き。もう離れないから。永遠に。｣

もうこの感想を読んでわかるように、私何回「可愛い！」と連呼したことでしょうｗ
魅ナミのあざと可愛くてすぐ調子乗るところも可愛いし、気持ちに素直ですぐ表情と言葉に出すところも可愛いし、聖ヤとバチバチなところも面白くて可愛い。
なのに夢魔モードになると色っぽくなるし、なにより致すシーンあるし…♡
期待以上の男、魅ナミでした♡

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