キャラクター
(CV立花慎之介)
・性格
礼儀正しく紳士的な振る舞いを見せるも、かなりの恋愛体質。
HOで大看守として働いている死者。
主人公を助けようとしてくれる。
魅ナミを毛嫌いしている。
・Hell Organization
通称HO。
生前に罪を犯した人間は、死後HOに逝きつく。
HOは、そんな罪深い死者に罰を与えることで穢れを浄化している。
HOで働く者たちの殆どが死者。
出典:9R.I.P公式サイト 登場人物
感想
※ネタバレ注意※
聖ヤは地獄へ迷い込んだ珠沙の不安を共有してくれて、魅ナミに対抗するためにいつも心を強く持てと言ってくれるし、なんとかして現世に帰してくれようとしている姿が頼もしかったです。
そんな頼もしい姿を見せてくれた直後に妄想垂れ流していたりメンヘラな部分出てきたりするところがおもろ♪
そして祈りを込めて額にちゅーしたり、珠沙がレイカに体を乗っ取られたときに助けてくれるシーンはめちゃくちゃかっこよかった!
レイカを珠沙の体から追い出すためにキスしようとしてるときの「好きだからこそ、何をしてでも、何と思われようとも、守りたいのです」の一言にキュン♡
そしてキスをしながら珠沙の体から出てきたレイカを撃つ姿にしびれます!
このキスで珠沙は聖ヤに惹かれてることを自覚するのですが、こんなカッコいい姿見せられたら惹かれるのも当たり前ですよ!
聖ヤは生前、育ての父がエクソシストをしていて、同じ道を歩むために助手をしていました。
ある日、悪魔祓いの助手をしているときに悪魔が聖ヤにとりついてしまい、数日後に目を覚ました時には全て終わっていて父親も亡くなってしまいます。
その後、悪魔を前にすると手が震えるようになってしまいエクソシストとして動けなくなってしまった聖ヤは、己の心の弱さに絶望し自殺してしまいました。
地獄へ落ちて刑期を終えた後、父親が救ってくれた命を無駄にした愚かな行いと自分自身が許せなかった聖ヤは、己を許せるようになるまで死者を救おうと思いHOで働くことにしました。
他者を救うことで少しでも心にある闇が晴れればと思っている聖ヤ。
響のことを気にかけていたのもこういった背景があったからなのでしょうか。
聖ヤに悪魔に打ち勝つためには強い心が必要だと教えてもらったお陰で救われたので、それで十分だと思った珠沙は聖ヤの首筋の痣に口づけをします。
聖ヤが自分自身を赦して罪が浄化されますように、と言葉の代わりに祈りを込めて。
珠沙ちゃんなんて心優しい子なのでしょう。
一方、珠沙の魂を奪うことができずに焦ってきた魅ナミは珠沙の母親を狙ってきます。
聖ヤは珠沙の家族を守るために、再び悪魔祓いをすることを決意。
大切な人の大切な家族を守るために、自分の心の傷を乗り越えようとする聖ヤかっこよ…!!
魅ナミとの対決を前に、カリファの花びらを集め準備する二人。
聖ヤは珠沙の現世での人生のために、たとえ想い合っていても関係を変えずに別れを考えています。
そして珠沙のこれからの人生が光り輝くように、抱えている進路の問題も完璧に解決してあげたい聖ヤ。
もう愛しか感じません…無償の愛。
メンヘラで歪んでいたとしてもそれも純粋な愛なのですよ。
珠沙が悩みを相談したときも、自信が無いという珠沙に自信をつけなさい、私を救ってくれたのだから愛する母親を救えないはずないと言って、珠沙の心を奮い立たせてくれる感じがすごく良いです!
そして珠沙も愛を伝えて、キス…♡(ベロ入ってる~~~)
「これを最後のキスには、したくありません。」
「私は貴方が亡くなるのを待っています。」
「再会したあかつきには貴方をたっぷり愛しますので、心の準備をしてから生涯を終えてくださいね」
この聖ヤらしいセリフ、CV立花さんなの強すぎます。最高。
聖ヤからキスで霊力を与えてもらった珠沙は、母親の夢の中へ。
魅ナミが珠沙の母親を唆し、言葉で苦しめ、追い詰めてきます。
珠沙が魅ナミと魂の契約の選択を迫られるなか、聖ヤの声が聞こえて魅ナミを祓ってくれます。
聖ヤーーー!!なんて頼もしいんだ!!
・神エンド
珠沙は父親のように自分の信念を持って何かをやりとげ、夢や希望を語れる大人になりたいという気持ちを母親に伝えて無事話ができました。
目覚めるとそこには聖ヤがいて、珠沙は現世へ帰るために急いできさらぎ駅へ。
別れは寂しいが、聖ヤが自分を赦すためにも珠沙は帰らなければなりません。
「貴方が私を死ぬほど求めてくれるのなら、私にとって貴方はいつまでも可愛らしく愛らしい素敵な方なのです」
「死後に…聖ヤさんとの再会を約束します。その時からは、ずっと一緒に…」
「結婚せず独身で寂しい生涯を送ってください」
「貴方へ永遠の愛を誓います」
「…寂しい人生を、と言いましたが、貴方にそのような思いはさせません。生涯私を想い、心を温めてください」
このやり取りめっちゃ好き。
こんな一生涯だけでなく死後の約束もするようなセリフが聞ける乙女ゲーはナインリップくらいですよね!
現世に戻った珠沙が部屋で一人進路について悩んでいると聖ヤの姿が。
お別れちゃうんかい!w
どうやら別れ際のキスに霊力が込められていたらしく、触れることは出来ないが傍にいることはできるようです。
聖ヤに会いたくて泣いてる珠沙を期待していたり、珠沙が亡くなるまでを計算して有給取ろうとしていたり…最後まで面倒臭いメンヘラ全開で可愛いね!
・天エンド
母親に語りかけるが反応もなく、そのまま夢の中に留まる珠沙は息を引き取りました。
死者になりHOで聖ヤと一緒に働き、地獄で父親のように人々を救える人を目指します。
珠沙を死なせてしまったことで心を閉ざしてしまった聖ヤの笑顔を取り戻すためにも、珠沙の死者としての生活が始まります。
仕事を終えた二人は、折現世に来て静かな夜のデートを楽しんでいます。
珠沙の聖ヤと対になってるような仕事着&目の下のタトゥー?が可愛い!!
地獄を歩けば嫉妬深い聖ヤに一苦労だし、住む家も同じでHOでは公認の仲。
二人は仕事もプライベートもどこまでも一緒です。
こちらのエンドでも聖ヤのメンヘラっぷりが発揮されていて嬉しい♪
辛く悲しい出来事はあったが、聖ヤといると生きているときよりも刺激を味わえて、今もこれからの生活も幸せなのは確か。
いつまでも変わらず傍にいれるよう、星に願いを──。
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