キャラクター
トビアス・ハーベック・フレイ(CV小林裕介)
「いつかはヘリングテール団長のような、立派な騎士にぃ……
──グハァッ!」
没落貴族『ハーベック家』の当主で両親や祖父母もおらず孤独の身。
しかも少し散歩しただけで倒れてしまうほど病弱なので、引きこもりがち。
恋愛にも生きることにも、何に対しても消極的だが、唯一騎士に対する憧れだけは人一倍強い。
出典:テミラーナ国の強運姫と悲運騎士団公式サイト
感想
※ネタバレ注意※
トビアスは金髪で綺麗な顔したイケメンなのに、病弱キャラ&ヘリングテール団長オタクキャラが面白すぎてずっと笑ってました!
あとパジャマが可愛い!!笑
ちょっと天然なところもあるけど貴族だからと偉そうでもなく優しいし、体が元気になってからは「叶わない夢なんてない」とすごく前向きなキャラでした。
この√でのキーアイテムは、トビアスの屋敷から発見された木箱なのですが、中にはルクス教団のご神体で正式な教団王の証である指輪が入っていました。
実はトビアスの祖父はルクス教団のかつての教団王で、この指輪もトビアスの祖父が残したものでした。
そして木箱に込められた遺恨による呪いが、トビアスの虚弱体質の原因でした。
まさか虚弱体質の原因が呪いだったとは…。
だから屋敷に怪奇現象が起こったり、トビアスが屋敷から離れると体調が良くなっていたんですね。
どれだけ廃棄しようとしてもトビアスの指に戻ってくる指輪怖い((((;゚Д゚))))
不穏な動きを見せていたルクス教団ですが、とうとう暴動を起こします。
セシリアのピンチにトビアスが駆けつけてくれますが、教団員たちをなだめるためにトビアスは教団王を名乗り、騎士団を去ってしまいました。
セシリアを守るためとはいえ、王家に対立する組織の指導者になってしまったトビアス。
私のためというならずっとそばにいて欲しかったと泣くセシリアですが、それでも各々の場所でやるべきことがある…トビアスのことを信じて自分のやるべきことを頑張るセシリアが良かったです。
距離が離れている分、お互いが信頼しあってる感が出ますよね。
大切なもののために働くことこそ、「生きること」というトビアスの言葉も印象的でした。
・トゥルーエンド
トビアスは騎士団を辞めて、身寄りのない子供たちの支援をしていました。
爵位も上がり忙しそうにしていますが、いつか出世してセシリアを迎えに行くと言いトビアスは頑張ります。
自分のやりたいことを全力で頑張ってるトビアスが生き生きとしていていいですね。
明るい未来が待ってそうなエンドでした。
・ノーマルエンド
トビアスは聖都ウォルンタールに移り住んで聖都復興に尽力しているため、セシリアとは疎遠になってしまいました。
聖都で久しぶりに再会した二人ですが、トビアスはセシリアのことを「昔すべてを捧げて仕えた人」「とっても好きだった」と傍にいた子供に説明します。
全部過去形なのが辛い…。
トビアスが魔力の無くなった教団王の証の指輪をくれましたが、将来を誓うものではなくてひと時だけの夢として指輪交換をするのも切なかったです…。
騎士になる夢を持っていたトビアスが、たった一人の仕える人を見つけて彼らしくまっすぐ生きていくストーリーでした!
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